《お菓子やさん》は、さいたま新都心の「アルピーノ村」にある緑に囲まれた工房本店と、さいたま新都心駅前のコクーンシティ内の2店舗がある。村内の《アルピーノ》や《イルクオーレ》などで食後のケーキを召しあがったお客様からのお持ち帰りの要望が多かったことを受け開いたお店で、39年目、バトンタッチをつづけながら今、加藤健一店長のもと、生ケーキや半生菓子、それにギフトにも喜ばれる、ほろほろさくりのクッキー類など、豊富な品ぞろえを誇っている。
ご紹介する一品は、今が旬の地元さいたま市産ブルーベリーがたっぷり乗った『ブルーベリータルト』である。
濃厚なカスタード・クリームの上でつややかに輝くブルーベリーは、さいたま市の「ブルーベリープラザ浦和」（同市緑区大崎）の農園のものを使用。苗木から自家生産し、アミノ酸豊富な肥料で育てられたこのブルーベリーを一粒一粒、丁寧に摘み取りし、これをさらに選りわけた特産品を用いている。なお、自然の食材ゆえに、収穫時期によってタルトの上にのる品種や粒の大きさが変わるが、それも楽しみのひとつ。ホール、カット（税込540円）、コクーンシティ店ではエクレ ア（税込432円）の形で提供されている。
都心から電車で30分ほどの距離にある「アルピーノ村」。広い駐車場もあるので、緑豊かな村へぶらっとお出かけになってみては。